ビビビ!微生物が奏でる音楽会!EXPO 2025 大阪 関西万博
EXPO 2025 大阪 関西万博TEAM EXPOパビリオン2025年7月20日微生物電気音楽会に「土の先生」として、生原商店が参加させていただきました。三次市の3つの保育所のコンポスト菜園の取り組みを通し、このような貴重な企画に関われたことを、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。小学館アカデミー プレゼンツ– 「微生物発電」担当:呉高専– 「音楽の先生」:サキタハジメさん率いる地球オルガンチーム– 「土の先生」:せとうちコンポスト生原商店このチームとともに創り上げた今回の取り組みでは、多くの発見と、未来への希望のような輝きを感じました。三次市の東光保育所・愛光保育所・十日市保育所の皆さんが大切に育てたコンポストの土は、とても活き活きとして栄養価も高く、電圧・電流ともに通常より高い数値が記録され、呉高専の先生からもお褒めの言葉をいただきました。子どもたちの愛情が込められた土には、不思議な力があります。実験を重ねる中で、微生物たちは必要以上のエネルギーを抑え、無駄なエネルギーをあえて生成しないことがわかりました。これには音楽チームは大苦戦微弱な電力で何を奏でるかという発想は、本当に新鮮だったと感じたそうです。最初は時計の針しか動かず。エネルギーは、多ければ多いほど良いわけではなく、微生物たちが頑張ってくれたエネルギーを、どう活かすか、何を音楽として表現するかが重要ですねとプロフェッショナルの皆さんが本気で取り組む姿に、心を動かされました。また、呉高専の皆さんのアドバイスの中、電力を上げる方法として、直列・並列接続を利用しました。まるで手を取り合うように力を合わせることで出力が上がる一方、1つでも良くない土があるとつながりが悪くなることもわかりました。しかし、うまく行っていない土をみんなでサポートし、底上げしてくれる場面もありました。まるで助け合い、慰め合っているかのようで、なんだか人間と一緒だなぁって、ちょっとあたたかい気持ちになりました。さらに、まるで土たちには“気分”があるかのように、出力に波があり、大の大人たちがみんなで子どもをよしよしてるように扱う姿は、なんとも平和的でした笑)土(微生物)を中心に矢印を向けてプロフェッショナルの皆さんが本気で動くそんな場に立ち会えたことは、本当に素晴らしい経験でした。 カランコロンピーピーガラガラ ガラガラコロコロコットンコットン不思議な不思議な音楽会まるで微生物に感情があるかのようにこの音楽会を通じて感じた事。電気のコンセントの向こう側で何が起きているのか?当たり前になり過ぎたコンセントの向こう側を知る事。何かが犠牲になっているかもしれません。それに対し、微生物の力だけで電球が灯るという事実もまた紛れもない真実。実用には難しさがあるとしても、子どもたちが「微生物が頑張って作りだした小さなエネルギーでいったいわたしたちは何ができるのか?と想像することが、未来への種になると思います。この両方を知ることで、未来の子どもたちは“種という光”をより深く感じ取り、生きる原点を学び、エネルギーとは一体なんだろうと考えることができるのではないでしょうか。最後に、改めましてこの度お世話になりました小学館アカデミー様、小学館集英社プロダクション様、呉高専様、地球オルガンチームの皆様、そして関係者の皆様、本当に本当にお疲れ様でした。 貴重なお時間をありがとうございました。生原商店代表 生原 誠之