春の息吹①
2021年 春夏秋冬を広島県北部で過ごすタイミングを頂き多くの事を学び、発見を肌で感じます。2022年春、水の温度が少しずつ上がり始め、植物たちが美しく動き出す感じを少し感じる事が出来ました。とても幸せな事です。
2021年 春夏秋冬を広島県北部で過ごすタイミングを頂き多くの事を学び、発見を肌で感じます。2022年春、水の温度が少しずつ上がり始め、植物たちが美しく動き出す感じを少し感じる事が出来ました。とても幸せな事です。
今までにもしかしたら祖先の方々が残してくれた素晴らしい技術って身近にたくさん存在していたかもしれません。我々自身が余裕がないと感じる間、そんな時代の中でいつの間にかなくなり、忘れ去られてしまう事。ですが色々な想いの点と点がつながり新たな息吹が生まれる。徳本さんの相方である津島さんは長年「瀬織」の製造を守り続けて来られた方。この方の自然や人を想う底力がこの「瀬織」が守られて来たんだという事実を作業中に心から感じます。素晴らしい笑顔といつも優しいお言葉。本当にありがとうございます。
泥染という文化が日本に存在すると聞いてから、天然泥の「瀬織」は染物になるのではないかとずっと頭の片隅にありました。そんな可能性を三次の方々とのコミュニケーションにて埋められる商品たち。丁寧に実験を繰り返し、たどり着いた瀬織染と瀬織糸。なんとも言えない雰囲気があり、とてもエネルギーと可能性を感じます。
広島県北部三次市 瀬織制作現場へい。春を感じる季節になってきましたが早朝はまだまだ寒く霜柱などめずらしい景色に出会えたりします。瀬織は自然の力にて共存していく技術の為、とても動きや現象が人工的ではないことに氣が付きます。それは本当に美しく、ただただ観察してしまいます。
せとうちコンポストvol.3の準備が着々と進んでおります。そんな中生まれたサステナブルな素材が瀬織紙。コンポストの基材や防水用の敷紙など色々な想いが繋がり土に還る紙が完成いたしました。詳細はせとうちコンポストvol.3にて 2022年4月末販売スタートです。
少し春を感じるようになってきましたね。そんな中少しお知らせがございます。 三次の美しい馬洗川の恵から形成される天然泥にて染められる瀬織染。廃棄されるウールや瀬織土から育つ和綿から織りなす糸たちを三次の方々と共に新しい作品創りに没頭致します。どこか懐かしく、温もりを感じる。そんな「衣」をテーマにした環境に優しい商品として生まれ変わります。 kukuri vol.1 2022年8月販売スタート