土に還る 土を菊る
2022. 11 . 16 (水)〜 19 (土) 10:00〜16:00
@ kissa(三次市吉舎町吉舎397)
元金物店をリノベーションしたカフェkissa。
READAN DEAT HANAREという本屋さんも併設し、
soil to soilのためにセレクトしてくださった「土」にまつわる本も取りそろえます。
三次市向江田町にある「向江田浄水場」。三次を流れる馬洗川の水をろ過し、三次市内の約 3500 世帯の家庭に送っています。ろ過の課程で生まれるゴミとして捨てられていたミネラルや微生物たっぷりの天然泥を、ゆっくりと太陽と風、人の手によって乾燥させます。 できあがった泥は「瀬織」と名付けられ、 土壌改質や水質改良の資材として活用されています。 そんな「瀬織」の可能性を広げることができないかと、 県内の作家が「瀬織」を使ったアートに挑戦しました。
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MENU
「瀬織」を使った作品の展示販売
soil to soil をテーマにセレクトした書籍
三良坂フロマージュのチーズと瀬織蜜を使ったマフィンプレート
(期間限定商品)
「瀬織」「せとうちコンポスト」の販売など
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11月19日soiltosoil上映会
「解決策は私たちのすぐ足の下にある!」
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まさにそんな気持ちを抱かせてくれる映画です。 広島初上映の「君の根は。」 この映画のタイトルの名付け親 詩人のアーサービナードさんによるトークライブも同時開催。 「リジェネラティブ(大地再生)」という世界観と出会い、 農業・漁業・牧畜を、 そして生き方そのものを転換した人びとに迫るドキュメンタリー映画、 『君の根は。大地再生にいどむ人びと』の日本語版が完成しました。 10月より各地で上映会が始まります。 誰でも自主上映会を企画して、この希望のメッセージを広めることができます。 ぜひこの映画をきっかけに大地再生ムーブメントにご参加ください。
参加費 大人1500円
主催 soil to soil クラシノワ舎、生原商店
「瀬織」を菊る5人の作家のご紹介
PROFILE
苔玉:mom. 代表
舛岡 起久子(Kikuko Masuoka)
僧侶の祖父、水引講師の祖母と一緒に暮らす中で、社寺・工芸など日本の伝統文化を幼少の頃から身近に感じながら育ちました。地元の自然豊かな環境と四季折々の風景から発想を得て苔玉を作ったことがきっかけとなり、草花や苔を使った作品を作りはじめ、苔を通して植物の中に息づく小宇宙に深く深く魅了されていきました。作品を作る上で必ず必要な『土』について探り続けている中で出会った瀬織がきっかけとなり、『土』というものに改めて向き合っています。
PROFILE
NPO法人さんけん代表理事 青耀窯代表
青葉 炎(Hono Aoba)
陶芸家 青耀窯代表。安芸太田町・三段峡の魅力を伝える 案内人として、子ども達に地域の自然や歴史文化を伝える 活動に力を入れている。三段峡をアウトドアミュージアム ( 野外博物館 ) のモデルと位置づけ、環境や 生物・生態のみならず、リサイクル材等の データの収集・研究・公開もしている。
PROFILE
アーティスト/三艸 gallery and cafe
岡田 若草子(Wakako Okada)
美術・服飾と身体と空間の総合芸術などを学び、舞台衣装の仕事に従事した後、農的な暮らしから育まれる芸術を模索する為、農村の集落へ移り住む 現在は古い街並みが残る上下町の片隅にて自給農と三艸を営み、 自ら採集した素材で装身具などを制作しながら暮らす。
PROFILE
クラシノワ舎代表
徳岡真紀と“たねのわ” (Maki Tokuoka)
クラシノワ舎は、東日本大震災をきっかけに東京から三次にUターンした徳岡真紀を主宰に、2017年4月立春,に「さとやまのたからものと暮らしの環を紡ぐ」をテーマに立ち上げました。。 衣食住、さとやまに伝わるお手当などの智慧を今の暮らしに取り入れ、地域で小さななりわいを作り、経済も暮らしも地域で循環する仕組み作りに取り組んでいます。「たねのわ」は地域のお母さんたちで結成した、素材を種から、そして里山にある原材料で手作りするアクセサリーブランドです。
PROFILE
生原商店代表 (株)徳本製作所 瀬織販売責任者
生原 誠之 (Masayuki Ikuhara)
2020年4月より「環境に優しい」をテーマにした商品を取扱う生原商店を開業。コロナ禍中に出逢った乾燥天然泥『商品名:瀬織』の製作者徳本和義の生き方とサステナブルな技術に感銘し、「浄⽔場のごみがゼロになるという事実」を知り衝撃を受ける。自身の使命は持続可能な伝統技術の認知をあげ、途絶える事なく次世代へバトンリレーする事。今後は循環型製品開発を通じて誰もが身近にSDGsを推進できる「手段や選択肢」を提供し続けて行けたらと思います。
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