kukuri ウールポット 

自然と暮らしを菊(くく)る kukuri

ーさとやまの自然の恵みを暮らしの道具にー

 

ーkukuri は、さとやまで自然放牧された山地酪農の羊のウールや、耕作放棄地で栽培された和棉を使い、馬洗川の天然泥「瀬織」や里山の草木で染めを施した暮らしの道具のブランドです。

美しいさとやまの自然の流れと理(ことわり)に添って育てられ羊や和棉は、自然の営みと本来の暮らしのあり方を思い起こしてくれるはず。

三次を流れる馬洗川の天然泥「瀬織」や里山の草木を、染めのエッセンスにつかい、土に還る素材やごみとして捨てられているものなどが循環するものづくりを行っていきます。

 【土を菊る 】 

「kukuriウールポット」は自然放牧で育った羊のウールを、

馬洗川の天然泥『瀬織』で染め、 手紡ぎ、手編みした土に還る植物鉢。

 

 

〜kukuri wool potのできるまで〜

【羊を育てる】

広島県三次市にあるチーズ工房「三良坂フロマージュ」で

牛やヤギと一緒に豊かな里山に放牧された羊たち。

毎日朝から晩まで里山の中で草を食んで、自然の中でのびのびと暮らし、ストレスフリーに育ちます。

kukuriで使用するウールは、この100%グラスフェッド(牧草のみで飼育)のウールを使用しています。

【毛を刈る】

三良坂フロマージュの羊たちは、

雪の降る寒い日も、太陽が照りつける暑い日も毎日山で暮らしています。

年に一度5月くらいに、蓄えた毛をオーナー自ら一頭ずつ刈っていきます。

【洗う・染める】

刈った毛を合成洗剤を使わず、環境負荷の少ない香りもない石鹸洗剤で丁寧に洗い、羊毛の汚れを落としていきます。
その毛を馬洗川の天然泥「瀬織」を細かく細かくすりつぶして、薪を焚いて瀬織を溶かし、染液を作り、色が入るまで染め上げます。

瀬織が作られた季節によって若干色の変化があり、美しいグレーに染まります。 

 

【紡ぐ】

瀬織で染めた羊毛を、紡ぎ機で丁寧に紡いでいきます。
紡ぎ手が優しい風合いを残しながら、しっかりと紡いで行きます。 

 

 

【編む】

丁寧に紡がれた糸は、さらに手仕事で編んでいきます。

【植物を植える】

お気に入りの植物を土ごと直接kukuriウールポットに入れていきます。
植物に天然のウールの服を着せるような気持ちで。

こけ玉や多肉植物なども相性が良いようです。

 

 

【土に還る】

土を入れたkukuriウールポットは100%天然のウール素材のため、土の中の微生物によって分解が始まります。およそ2か月から半年後から穴が開いたり、変色して土に還ったりし始めます。

ウールもまた土になることで植物や微生物の栄養素となります。

土に還る過程をお楽しみください。

そのまま土に還るのを観察したり、ポットのまま鉢に植え替えたりして楽しんでいただけます。 

 

 

【kukuri ウールポット】

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